栄養便り12月号 vol.28

2017.12.05

栄養便り12月号 vol.28
          最近めっきりと寒くなり、秋が終わりを告げ冬の足音が聞こえてきました。 ニュースでは、東北地方を中心に初雪の便りが伝えられます。 食べ物も秋から冬に変化が出てきます。 果物は、柿からみかんに、野菜は茄子・胡瓜から白菜・水菜など鍋に合う野菜が多くなってきます。 料理も、ざる蕎麦からかけ蕎麦、炒め物から鍋という具合に身体温まるメニューになってきます。 忘年会シーズンでたくさんおいしい物を食べる機会が増えてきます。 デイサービス福助でも、忘年会週間がありますので期待して下さい!! じっくりを冬を味わいましょう。   《栄養素紹介シリーズ 第9回 ~ビタミンE~》 ビタミンEは強い抗酸化作用があります。食べ物が痛んで酸化してくるように、体内でも細胞が酸化して過酸化脂質が作られます。これが老化やがんを引き起こす原因となります。ビタミンEは、過酸化脂質の生成を防ぎ、身体を癌や老化から守ります。さらに血行促進効果も期待でき、美肌にも重要です。 血液中のLDLコレステロールの酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病を予防する効果が期待されています。 また、末梢血管を広げて血行を良くするので、自律神経を整えます。血流がよくなることで冷え性や肩こり、頭痛も解消され、新陳代謝が上がります。 【多く含まれる食品】 ●種実類・種実類から採った植物油など   《12月の予定》 〇12/1(金)菓子販売の日 〇12/16(土)たこ焼きの日 〇12/20(水)鍋で飲む!           〇12/21(木)鮨で飲む! 〇12/22(金)鉄板で飲む! 〇12/23(土)クリスマスパーティー 〇12/25(月)クリスマスランチ 〇12/26(火)餅つき   《コラム》 ~最強の食べ方~ 今回は、私のおすすめメニューをご紹介します。 第1位 中華丼  第2位 カレーライス 第3位 パエリア 他にもいろいろ出てきそうですが、なにがおすすめポイントか? 一皿で栄養がまかなえて、廃棄がない事です。 例えば中華丼には、炭水化物(ご飯)・タンパク質(豚肉・海老・卵など)・脂質(豚肉の脂・炒め油・香りの胡麻油)に加えてたっぷりの水分にふんだんに野菜を入れてきのこ類もばっちり。塩分も程よく摂取。そして一番のポイントは、調理に使った全ての材料を逃がすことなく食べれる事です。 下茹すれば栄養は水分に逃げて捨てることになります。うまみや灰汁も同時に捨てているのかもしれません。 煮物などは、煮汁を少し残すことになりもったいないです。 ラーメンなんかはスープを捨てることになります。(飲みきれば塩分過多に・・・) その点、中華丼のなんとすばらしいことか!!!カレーやパエリヤなども同じように素晴らしい!! このような事を踏まえると最強の料理は“スープ”ではないでしょうか(^^ 管理栄養士 田森
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